二次試験のテイスティング対策|ワインの用意

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ソムリエ・ワインエキスパート試験の二次対策で、多くの人がつまずくのは勉強法ではありません。ワインをどう用意するかです。

この記事では、用意の方法を整理します。

20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。この記事は20歳以上の方に向けています。

結論:調達がボトルネックになる

二次試験はテイスティングです。知識ではなく、味の基準を自分の中に作る作業になります。そのためには実際に飲むしかありませんが、ここで3つの壁が出ます。

  1. どの品種を、どの順で飲むべきか分からない
  2. 1本開けても飲みきれず、比較しながら覚えられない
  3. 揃えると費用がかさむ
勉強時間を確保しても、この3つが解決しないと進みません。

1. 何を飲むかを決める

自己流で選ぶと、偏ります。試験で問われる主要品種を、白と赤で一通り経験する必要があります。

難しいのは順番です。似た品種を続けて飲むと違いが分かりにくく、離れすぎると比較になりません。品種の並べ方そのものが、対策の中身になります。

独学でここを組むには、ある程度の知識が先に要ります。知識が足りない段階で銘柄を選ぶと、選ぶ作業自体が勉強になってしまい、時間を使います。

2. 飲みきれない問題

フルボトルは750mlです。テイスティングで使うのは1回あたり数十mlなので、1本開けると余ります。

開けたワインは時間とともに変わります。翌日以降に飲んだものは、開けた直後と同じ状態ではありません。比較の基準としては使いにくくなります。

かといって飲みきれば、量が過ぎます。ここは、まじめに対策するほど現実的な問題になります。

3. 費用の問題

主要品種を一通り揃えると、本数分の費用がかかります。1本2,000円としても、10本で20,000円です。飲みきれずに捨てる分を考えると、実質的な単価はさらに上がります。

小瓶を使う方法

これらをまとめて解決する方法として、少量の小瓶を複数用意するやり方があります。

ヴィノテラスは二次試験対策として小瓶セットを提供しています。公式の講座ページには次の記載があります(2026年8月21日確認)。

セット内容価格(税込)
セットA・B白ワイン6本各7,700円
セットC・D赤ワイン6本各7,700円
24本セット(A・B・C・D)白12本・赤12本29,000円(1,800円割引)
アプリお試しセット50ml小瓶1本500円

テイスティングの模範解答が付き、二次試験対応のアプリと連動する形と記載されています。

出典:2026年度 ソムリエ・ワインエキスパート二次試験対策 小瓶セット

3つの壁のうち、2つが構造的に解決します。飲みきれない問題は量が少ないため起きず、品種の選定と順番は組まれた状態で届きます。

フルボトルで揃える場合

小瓶が唯一の答えではありません。次の条件が揃うなら、フルボトルのほうが合います。

逆に、一人で対策する場合は小瓶のほうが現実的です。

進め方の順番

  1. 一次の知識をある程度入れてからテイスティングに入る。品種の名前と特徴が頭にないと、飲んでも整理できません
  2. 白と赤を分けて、比較しながら飲む。1種類ずつ単独で飲んでも基準になりません
  3. 言葉にして記録する。色、香り、味わいを毎回書き出します。模範解答があるなら突き合わせます

始める時期の考え方はソムリエ試験の勉強はいつ始めるかにまとめました。

まとめ

よくある質問

二次試験の対策にワインは何本必要ですか。

必要な本数は公式に定められていません。ただし主要品種を一通り経験するには、複数の白と赤を比較しながら飲む必要があります。ヴィノテラスの二次試験対策セットは、白6本・赤6本を組み合わせた構成で提供されています(2026年8月21日確認)。

小瓶とフルボトルはどちらがよいですか。

目的によります。小瓶は飲みきれずに無駄が出にくく、多くの品種を比較しやすい形です。フルボトルは1本あたりの単価が安く済む一方、開けてから劣化するため、比較しながら飲み進めるのが難しくなります。

独学でテイスティング対策はできますか。

できます。ただし、どの品種をどの順で飲むかを自分で決める必要があり、銘柄選びと調達に手間がかかります。基準となる味を体系立てて経験できるかが分かれ目です。

費用はどれくらいかかりますか。

用意の方法によります。ヴィノテラスの小瓶セットは100ml×6本のセットが各7,700円(税込)、24本セットが29,000円(税込)、50ml小瓶1本のお試しが500円(税込)と記載されています(2026年8月21日時点)。