ソムリエ試験の勉強はいつ始めるか
ソムリエ・ワインエキスパート試験を受けようと思ったものの、いつから準備すればいいのか分からない。この記事は、始める時期を決めたい方に向けています。
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。テイスティングを伴う準備は20歳以上が対象です。
なお、年度ごとの試験日程は当サイトでは書きません。年によって変わるため、受験する年の実施要項を日本ソムリエ協会の発表で確認してください。この記事で扱うのは、日程が分かったあとの逆算のしかたです。
結論:一次と二次で起点が違う
- 一次試験(筆記):暗記量が多く、期間が要ります。逆算の起点はここです。
- 二次試験(テイスティング):一次の合格発表後から始めると期間が短くなります。
多くの人が失敗するのは、二次の準備を後回しにすることです。一次が終わってから始めると、味の基準を作る時間が足りません。
一次試験の準備
筆記です。産地、品種、法律、歴史と、覚える範囲が広く取られています。
ここは時間がそのまま効きます。短期間で詰め込むより、期間を長く取って繰り返すほうが定着します。年明けから春に始める人が多いのは、この理由によります。
進め方は書籍とアプリで組めます。知識だけなら独学で十分に対応できる領域です。
二次試験の準備
テイスティングです。ここが一次と決定的に違います。
知識では対応できません。グラスの中身を見て、嗅いで、飲んで、それがどの品種でどの産地かを当てる作業です。基準となる味を自分の中に作る必要があり、それには実際に飲む経験しかありません。
問題は、自分で銘柄を選んで揃えるのが難しいことです。
- どの品種を、どの順番で飲むべきかが分からない
- 1本開けても飲みきれず、比較しながら覚えられない
- 揃えるとフルボトルの本数分の費用がかかる
この3つが、独学で二次対策が進まない理由になります。
二次の準備をいつ始めるか
一次の合格発表を待たずに始めるという考え方があります。理由は2つです。
- 発表から二次まで、準備期間が長くありません。
- テイスティングは繰り返しが要ります。短期間で身につく種類の技能ではありません。
一方で、一次に集中したい時期に手を広げるのは負担です。ここは、一次の手応え次第で判断してください。模擬試験や過去問で一定の点が取れているなら、早めに二次へ着手する価値があります。
小瓶を使う方法
二次対策では、少量ずつ多くの銘柄を飲む方法があります。ヴィノテラスは二次試験対策として小瓶セットを提供しており、100ml×6本のセットが各7,700円(税込)、A・B・C・Dの24本セットが29,000円(税込)、50ml小瓶1本のお試しセットが500円(税込)と記載されています(2026年8月21日時点、講座ページで確認)。
フルボトルを買い揃えるより、飲みきれずに無駄が出にくい方法です。比較しながら覚える進め方にも合います。
準備のしかたは二次試験のテイスティング対策にまとめました。
今から始めて間に合うか
受験する年の日程によります。試験が近い時期に始める場合、一次の暗記量を考えると厳しくなります。
間に合わないと判断したなら、翌年度の受験を前提に組むほうが確実です。期間を長く取れる分、一次と二次を並行して進められます。結果として、直前に詰め込むより負担が小さくなります。
まとめ
- 逆算の起点は一次試験です。暗記量が多く、期間がそのまま効きます。
- 二次のテイスティングを後回しにしないでください。一次の合格発表後から始めると期間が足りません。
- 年度ごとの日程は日本ソムリエ協会の発表で確認してください。間に合わないと判断したなら、翌年度を前提に組むほうが確実です。
よくある質問
ソムリエ・ワインエキスパート試験はいつ実施されますか。
例年、一次試験が夏、二次試験がその後に実施されます。年度によって日程が変わるため、受験する年の実施要項を日本ソムリエ協会の発表で確認してください。当サイトでは確認できない年度の日付は書きません。
勉強はいつから始めればよいですか。
一次試験は暗記量が多いため、年明けから春に始める人が多くいます。二次試験のテイスティングは一次の合格発表後から始めると期間が短いため、並行して準備する考え方もあります。
一次と二次で準備は違いますか。
違います。一次は筆記で知識を問われ、二次はテイスティングです。知識は書籍やアプリで進められますが、テイスティングは実際にワインを飲んで基準を作る必要があります。
今から始めて今年の試験に間に合いますか。
受験する年の実施日程によります。試験直前の時期に始める場合、一次の暗記量を考えると厳しくなります。翌年度の受験を前提に、余裕を持って始めるほうが確実です。